がん健診
胃がん検診
胃がんリスク検診、平成25年度より始まりました。
近年胃がん検診を受ける人が減少しており、乙訓地区でも受診する人の割合(受診率)が6%台と低い傾向が続いております。(国が目標とする受診率は50%) 日本における胃がんの年間死亡数は5万人と多く、胃がん検診の低受診率について早急な対策が求められています。 1994年に世界保健機構(WHO)の外部組織である国際がん研究機関(IARC)はピロリ菌を胃がんの発がん要因として認定しました。 血液検査でピロリ感染症の有無(ピロリ抗体価)と胃炎の程度(ペプシノゲン検査)を組み合わせて調べることにより、胃がんのリスクを調べる検査法があります。(胃がんリスク検診、ABC検診) 当地区でも平成25年度より、胃がんリスク検診を行政と協力して始めております。 |
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胃がん検診 対 象 者: 乙訓在住の 40 歳以上の方。 検診方法: 検診車でバリウムによる間接X線検査を受けていただきます。 精密検査: 検診結果で要精密検査となられた方は、精密検査実施医療機関で胃カメラ検査を受けていただきます。 検診日程等詳しくは各行政のホームページ・広報誌をみていただき、窓口にお問合せ下さい。 |
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胃がんリスク検診 対 象 者: 長岡京市(60歳、55歳)、向日市、大山崎町(60歳)在住の方。詳しくは各行政にお問い合わせ下さい。 検診方法: 個別の医療機関で血液検査でピロリ菌検査、胃炎の検査(ペプシノゲン)を行い、その組み合わせで危険度の判定を行います。(ABC、下図参照) 精密検査: 胃がんリスク検診でピロリ菌感染陽性(B群、C群)かペプシノゲン検査陽性(C群)を認めた場合、胃がん検診と同様に胃カメラ検査を受けていただきます。胃カメラでピロリ菌に関連する胃炎を認めた場合は、除菌治療もお勧めしております。A群のリスクの少ない群でも念のため胃カメラ検査をお勧めする場合があります。 |
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詳細は二市一町の広報誌か各行政窓口・ホームページでご確認下さい。 |